条件文はコンピューターが条件に従って処理を行う際に利用されます。「Python」プログラミングでは if, else, elifという単語を使って条件文を書くことができます。これらの単語がどのように使われるかを見てみましょう。
1 if 文
- Meaning: Used to check if something is true.
- (意味: 何らかの条件が正しいかどうかをチェックする。)
例として以下のコードを見てください。
age = 10
if age > 18:
print("You can vote.")
if は “~のとき”、や “もし~であれば”という意味を表します。上の例であれば以下のような意味になります。
- If
ageis greater than 18, then the code printsYou can vote.. - (もし
ageが18より大きければ、You can vote.を出力する。)
2 else if / elif
- Meaning: Checks another condition if the first one is not true.
- (意味: もし一つ目の条件が正しくなければ次の条件をチェックする。)
「Python」言語では “else if” を略した elif が使われます。elif は一つ目の条件が正しくないときに使われるので、 elif の前には必ず if が必要です。さっそく例を見てみましょう。
score = 95
if score >= 90:
print("Grade A")
elif score >= 80:
print("Grade B")
Grade A
“else if” そのものの意味は、「そうではなくもし~であれば」です。つまりこのコードは以下のような意味になります。
- If
scoreis greater than or equal to 90, the code printsGrade A. Otherwise, if it is greater than or equal to 80, the code printsGrade B. - (もし
scoreが90以上であればGrade Aを出力する。そうではなくもしscoreが80以上であればGrade Bを出力する。)
実質 “else” は otherwise (そうでなければ)と同様の意味で理解してよいと思います。
3 else
- Meaning: Runs when all previous conditions are false.
- (以前の条件がどれも正しくなければ実行する。)
「もし記載したどの条件にも当てはまらないのであれば、これを実行する」。このような場面で使われるのが else です。先ほどの “else if” と比較すると “if” がない場合ですので、以下のような意味になります。
elif: そうではなく~であればelse: そうでなければ
つまり elif とは異なりこれ以上条件について確認しないという特徴があります。
number = 5
if number > 0:
print("Positive")
else:
print("Not positive")
Positive
- If
numberis greater than 0, then it is positive. Otherwise, it’s not positive. - (もし
numberが0より大きければ、正である。そうでなければ正ではない。)
数は正か正でない (0か負) の2種類に分類できます。つまりまず正かどうかを確認し、そうでなければ正ではないと分類すればよさそうですね。
4 他の英語表現
- true / false: 「正しい / 正しくない」という意味です。「真か偽か」という表現もできます。「Python」言語では
True/Falseと書きます。 - Condition: いわゆる「条件」という意味です。
ifなどの条件を表す文は “conditional statements” と呼ばれます。
5 まとめ
条件文 (conditional statements) に関する英語表現をまとめました。合わせて ture / false, condition といった単語も覚えておきましょう。



