“Python”言語では、変数 (variable) を使って様々なデータを格納することができます。わかりやすいコードを書くためには意味のある適切な変数名を作成することが重要です。ここでは、“Python”プログラミングの変数名に関する英語の単語やフレーズを中心に説明します。

そもそもなぜプログラミングで英語が重要か?

1 Naming Conventions(命名規則)

変数名はなんでも良いわけではなく、基本的に命名規則と呼ばれるルールに従うとコード全体が読みやすくなります。命名規則は “naming conventions” と呼ばれます。命名規則として例えば以下のルールが挙げられます。

  • Descriptive Names (説明的な名前): 何のデータか分かるような名前をつけましょう。
    • x よりも temperature
    • n よりも number_of_students
  • Snake Case
    • “Python”言語では変数名に通常「snake_case」 (例:total_price) を使います。アンダースコア (underscore) を使って単語の意味を区切ります。
    • 変数名では通常使いませんが、「CamelCase」と呼ばれるルールもあります。このルールでは単語の意味が切れるところで大文字を使います。これは主にクラス名で使われます。

2 Reserved Words(予約語)

“Python”言語には特別な意味を持つキーワードがあります。これらは変数名として使用できません。(例:if, else, while, for)

3 Best Practices(おすすめの書き方)

ひとまず変数に名前を付ける際は以下のように理解しておくと良いと思います。

  • 短くても情報が伝わる名前にしましょう。(Use descriptive names)
  • 一時的な用途以外では、一文字だけの名前は避けましょう。
  • 長い名前の場合はアンダースコア _ を使って単語を区切ります。(例:user_age)

4 Keywords

  • variable
  • naming conventions
  • descriptive names
  • snake case
  • underscore

5 まとめ

このように変数に関する英語表現を知っておくと、自分の書いたコードに問題があったとき、海外の掲示板などで解決策を探すときに役立ちます。